蓮の華
丘の上から夜の町を見下ろすと
いくつもの光がそこらじゅうに広がってる
この光の数だけそれぞれの夢があって
それと同時にそれぞれの悲しみの色があるのだろう
※1 目に映るものが多すぎて 目を閉じてしまいたくなるけど
昨日より今日の自分が少し好きになれればいい
泥沼にしか咲くことのできない 蓮の花のように僕らもきっと
この場所でしか咲かない君だけの華がある
たくさんの人に囲まれてる時ほど
ひとりぼっちを感じてしまうのは何故だろう
きっと不安や後悔も、幸せや運命だって
それ自体はただの言葉で、僕らは出来事の名付け親
いつか流した涙は雨となり 優しい華を咲かせられるだろう
過去なんて振り返らずに未来なんて見えなくても
泥沼にしか咲くことのできない 蓮の華のようにぼくらもきっと
ありふれた日々の中に喜びの種がある
※1 くりかえし